そんな質問にお答えします。
結論から言いますと、ワックスを使い続けても禿げません。
なぜなら、ハゲの原因「AGA」だから。
AGA（男性型脱毛症）は遺伝や男性ホルモンの影響で発症します。
つまり、ワックスのような外部からの刺激だけでは、男性型脱毛症になったりしないということです。
とはいえ「ワックスを髪に付けたら禿げてしまった」という言及もあったりします。
ワックスつけた次の日は髪の毛大体終わってる…これ以上洗ったら髪は痛むわ禿げるわでどうすりゃいいんだ
引用：Twitter
では、なぜヘアワックスは禿げると言われてしまうのか？その理由を解説します。
ワックスは禿げるのか？と不安になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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ワックスを使ったら禿げる！これは完全に嘘です【その理由とは】
冒頭でも言いましたが、ワックスを使ったら禿げるというのは嘘なので安心を。
その理由をシンプルに解説していきます。
- 禿げる原因は遺伝とホルモン
- ワックスで禿げる＝別の原因
順番に解説していきます。
禿げる原因は遺伝とホルモンだから
禿げる原因は2つあります。
- 遺伝
- 男性ホルモン
現時点では、上記の2つ以外は科学的に証明されていません。
男性型脱毛症は、遺伝的背景および男性ホルモンによって主に男性に生ずる病態
参考論文：男性型脱毛症治療薬の研究動向
それにも関わらず「ワックスを使ったら禿げる」という根拠のない発言をしている人が存在しているようです。
ワックスで禿げる＝別の原因だから
ワックスで「禿げる」と勘違いしてしまう原因は、いくつか存在します。
例えば、ワックスが絡まってしまい、髪が抜けてしまうこともあるでしょう。
これは一時的に抜けているのであって、禿げが進行しているワケではありません。
このように、ワックスで禿げる＝別の要因が大きく影響していることが多いんです。
それでも、ワックスを使ったら「禿げる」と言われている理由4つ
とはいえ、SNSを見ると、ワックスを使ったら「禿げた」という人が多いんです。
そこで今から、なぜワックスを使ったら禿げると言われるのか？そこを深掘りします。
- 頭皮が見えてしまう
- 風の影響でハゲに見えるだけ
- 嘘が蔓延している
- 頭皮に悪いのは事実…でも。
順番に解説していきます。
① 頭皮が見えてしまう
ワックスを髪に塗布すると、束ができるようになります。
男子髪：水に濡れても、束ができるよね。
1本の束ができると、その周りの頭皮が透けて見える現象が起こります。
つまり、ワックスを使うことで、禿げたように見えるだけです。
実際は禿げてはいないので、安心してくださいね。
② 風の影響でハゲに見えるだけ
ワックスで上手くセットしたのに、風の影響で頭皮が見えることもあります。
このように、風の影響で髪型が崩れてしまい禿げてみえてしまいます。
この現象を「禿げた」と勘違いしている人がかなり多いように見えます。
安心してください。これはハゲではない。
③ 嘘が蔓延している
ワックスを使うと頭皮環境が悪くなり、ハゲの原因になります。
そんな風に言及している人は「嘘」を付いていますので要注意です。
男性型脱毛症は「遺伝」と「ホルモン」が原因で、それ以外の原因は科学的に証明されていません。
論文でも発表されていますし、きちんとした研究結果も存在します。
なので、ワックスを使ったら禿げるというのは嘘なので注意しましょう。
④ 頭皮に悪いのは事実…でも。
ワックスを使うことで、頭皮環境が悪くなるのは事実です。
その影響で、一時的に抜け毛も多くなることもあります。
ただ、それは単純に頭皮環境が悪くなっただけであってAGAとは関係性ありません。
頭皮環境さえ改善できれば、強い髪の毛ができますので、抜け毛も減るでしょう。
ただ、ワックスを使うと外的要因で「禿げる｜髪が抜ける」ことも
とはいえ、ワックスを使うことで外的要因で「禿げる」こともあります。
※厳密に言うと、髪が抜けることもある
その理由をくわしく解説していきます。
- 髪が抜けてしまう
- 頭皮環境の悪化
- シャンプーで洗いすぎ
順番に解説していきます。
① 髪が抜けてしまう
髪が柔らかい人が、硬めのワックスを使うと髪が抜けてしまうことがあります。
髪にワックスが絡み付いて、その反動で髪がゴソッと抜けてしまうんですね。
この事を「ワックスが頭皮に悪い影響をあたえるから禿げた」と勘違いする人も…。
でも実際は、髪質に合っていないワックスを使っているだけなので問題ありません。
② 頭皮環境の悪化
ワックスを使うことで、頭皮環境の悪化を招くことは事実です。
ですが、それがAGAに繋がるのか？と言われれば、答えはNOです。
一時的に抜け毛が増えることはあるかも知れないですが、禿げることは無いので安心してください。
頭皮環境を悪化させないためには、日頃のシャンプーをきちんとした形で行うことが重要になります。
③ シャンプーで洗いすぎ
ワックスの洗い落としの時に、シャンプーを使いすぎるのは良くありません。
特にドラッグストアなどで販売しているシャンプーは頭皮にとって悪影響を及ぼす成分が配合されています。
- 石けん素地
- カリ石けん素地
- ラウリン酸
- ラウリン酸Na
- ラウリン酸K
- ステアリン酸
- ステアリン酸Na
- ステアリン酸K
- オレイン酸
- オレイン酸Na
- オレイン酸K
洗浄力が強く、髪と頭皮が乾燥してしまうので、乾燥肌には不向き。
- ラウリル硫酸Na
- ラウリル硫酸TEA
- ラウリル硫酸アンモニウム
- ラウレス硫酸Na
- ラウレス硫酸TEA
- ラウレス硫酸アンモニウム
洗浄力が強く、脱脂性があるので、乾燥肌には不向き。
- オレフィンスルホン酸na
- オレフィンスルホン酸na
洗浄力が強く、頭皮トラブルの原因になることもあります。
- セトリモニウムクロリド
- ステアルトリモニウムクロリド
- ベヘントリモニウムクロリド
- ベヘントリモニウムメトサルフェート
- ジステアリルジモニウムクロリド
- クオタニウム-18
- ベンザルコニウムクロリド
洗浄力が強く、ラウレス硫酸Naの数倍の刺激があります。
このように、シャンプーには頭皮にとって悪影響な成分が入っています。
なので、ワックスでの洗い落としのやり過ぎで頭皮トラブルになり、抜け毛が増える事例がたくさんあります。
ワックスでは禿げませんが、ワックスを落とす時のシャンプーで抜け毛が増える可能性もあるということです。
シャンプーはドラッグストアで販売しているものではなく、もっとクオリティの高いシャンプーを使うことをオススメします。
まとめ：ワックスは禿げる！これは嘘なので注意を
今回は「ワックスを使うと禿げるのか？」というテーマでお送りしました。
結論を繰り返すと、ワックスを使っても禿げる心配はありません。
AGAの原因は、遺伝と男性ホルモンによるものですから。
それ以外の原因は、科学的根拠として証明されていない事ばかりです。
つまり、ワックスのような外的要因でAGAになったりしない！ということです。
